坂道の多い住宅地。段差のある敷地に車庫兼住宅を建て本宅と渡り廊下でつなぎました。
本宅では一階なんだけど新築部(増築部)に行くといつの間にか二階になっているという
不思議な感覚になる家。
内部はまた後日アップします。
これがもとの姿。築35年、本宅です。右側の空地に増つなぎました。
近くで見上げたところ。窓のバランス、雨樋のおさまり。とても気を使いました。
ハウスナリーに紹介した敦賀の家です。
敦賀市内を見下ろせる野坂山の麓にあります。施主とは土地探しからいっしょに家づくりをしました。
小高いところにあるので高さを押さえ一見、平屋建てのような外観に。実はちゃんと二階建てです。
おまけに裏にはインナーガレージ二台分アリという嬉しい構成です。
デザインは北欧の建築家アアルトの影響を受けています。
時間とともに味のある美しいビンテージ住宅になるでしょう。自画自賛。
手持ちの家具、小物類のセンスが非常に良くて内部はあまり主張しない無垢な空間としました。
オーナーは仕事を終えて家に帰るのが楽しいそうです。設計者冥利に尽きますね。
こんな感じの築約40年の家でした。
玄関別の二世帯住宅にリノベーションしました。
もとの玄関が暗くなるのを極力抑えるため庇をなくしたシンプルな切妻屋根の増築です。
外壁はガルバリュウム鋼板。
庇がないので水はねに対する耐候性を考慮しました。その代わりポーチ部分は庇を大きく出して
広く取ってます。
自分の中では古いものとあまり違和感がないよう心がけました。
コスト的にも頑張った住宅です。
クライアントが住みながらの増改築だったもので内部の写真もあまり撮れなかったのが
残念・・・
石川県白山市。川のせせらぎが聞こえる敷地です。
北欧のアンティーク家具を扱うオーナーは建築にも造詣が深い。
アルバー・アアルト、ルイスカーンなどの本を持ってきては打ち合わせ。
そうやってイメージを膨らませていきました。
アルバアアルト。フィンランドの建築家の自邸(フィンランド
ルイスカーン。フィッシャー邸(アメリカ・フィラデルフィア)
このような名作をおこがましくも参考にしながら設計、デザインしました。
白山市の家
完成約一年半後の住まいです。すごくステキに住まわれています。
アンティークショップ部分。(コトノエという名前のショップです。)
この子はボクの娘。この家の基礎の配筋検査をしているときにヨメの陣痛が始まりとても焦りました。
ショップ内部です。なかなかコアなものがあります。ぜひ訪れてください。
バルコニーからの眺め。手すりは眺望を邪魔しないようにスチールとワイヤーで作りました。
浅水の家(自邸)
福井市南部の田園風景の中に建てました。
コンセプトは「小屋」。 時間がたって古くなっても流行に左右されることなく
美しさと存在感のある家を作ろうと思いました。
影響を受けた建物があります。レイモンドの軽井沢夏の家、立原道明のヒヤシンスハウス、
吉村順三の軽井沢の別荘。いずれも長い間愛され続ける名建築です。
アントン・レイモンドの軽井沢夏の家
立原道明 ヒヤシンスハウス
「浅水の家」の内部 ここはギャラリースペース。
浅水の家 中庭 この場所が好きです。
これは冬に撮った写真。古い石垣もこの家の魅力です。
エアコンの室外機は木の柵を作って隠したいですね。
永平寺町の住宅の改装です。
改装後
改装前
骨組みを生かしつつ断熱効果を高め和を基調としたデザインで
まとめました。
改装後
改装前
劇的ビフォーアフターではないけどもとのプローポーションの良さを生かしつついい仕事をしたと自負しております。
改装後
改装前
前の状況と比較すると魔法のように変わってしまうことがよくわかります。
特にキッチンや水回りは明るく清潔感のあるように気をつけました。
途中、いろんなアクシデントもあり大変な思いをしましたがそれゆえ完成したときにはとても嬉しかったです。
タタミコーナー
太い柱は既存。18センチ角もありました。薄い木の板を貼り付け色を合わせました。