ハウスナリーに紹介した敦賀の家です。
敦賀市内を見下ろせる野坂山の麓にあります。施主とは土地探しからいっしょに家づくりをしました。
小高いところにあるので高さを押さえ一見、平屋建てのような外観に。実はちゃんと二階建てです。
おまけに裏にはインナーガレージ二台分アリという嬉しい構成です。
デザインは北欧の建築家アアルトの影響を受けています。
時間とともに味のある美しいビンテージ住宅になるでしょう。自画自賛。
手持ちの家具、小物類のセンスが非常に良くて内部はあまり主張しない無垢な空間としました。
オーナーは仕事を終えて家に帰るのが楽しいそうです。設計者冥利に尽きますね。
頑張って作りました。とてもいい家です。
丸岡城近くのインナーガレージ付きの住宅です。車庫の後ろは中庭になっています。
中庭から家を見る。バルコニーの壁の板の貼り方を変えてみました。
外壁の素材はレッドシダー(米杉)で腐食しない木材です。
武骨な感じがとってもいいと自己満足。
ちなみにバルコニーからの眺めはこんな感じ。敷地が斜めだったので家も斜めしてます。
斜めの壁がバルコニーまで伸びていますね。
リビングルームと中庭。この雰囲気は絶品であります。
自分で設計していながらとてもうらやましい。くそ、いいなあと思ってしまいます。
床は楢材のヘリーボーン貼り。ちょっとレトロな感じがします。
庭の工事がまだの状態。芝を貼ったので6月ごろは緑がきれいだろうなあ。
リビングにはちょっとしたタタミコーナーをとりました。
エアコンは格子で目隠しをしています。
「こんなしんどい仕事よくできますねー。」とお客さんから言われたのが印象に残りました。
それよりいいものを作ったときの充実感がたまらないんだよなあ。
石川県白山市。川のせせらぎが聞こえる敷地です。
北欧のアンティーク家具を扱うオーナーは建築にも造詣が深い。
アルバー・アアルト、ルイスカーンなどの本を持ってきては打ち合わせ。
そうやってイメージを膨らませていきました。
アルバアアルト。フィンランドの建築家の自邸(フィンランド
ルイスカーン。フィッシャー邸(アメリカ・フィラデルフィア)
このような名作をおこがましくも参考にしながら設計、デザインしました。
白山市の家
完成約一年半後の住まいです。すごくステキに住まわれています。
アンティークショップ部分。(コトノエという名前のショップです。)
この子はボクの娘。この家の基礎の配筋検査をしているときにヨメの陣痛が始まりとても焦りました。
ショップ内部です。なかなかコアなものがあります。ぜひ訪れてください。
バルコニーからの眺め。手すりは眺望を邪魔しないようにスチールとワイヤーで作りました。
回遊性のある動線、木組みのモダニズム。
家に入るときは必ず中庭をぐるりとまわって入らなければならない。ちょっと面倒だけどそれが実に心地よい「間」になると思う。動線とともに変わる家の「風景」も美しい。。。と思う。
中庭の風景。
内部 階段がポイントです。