プランや図面は家の中を歩くようにイメージしながら描く。 頭の中は平面から立体へうまく切り替わっていくようだ。 これも長年の訓練。職人だものね。
そして途中で模型を作る。今夜は暑いのでビールを飲みながらやっている。
模型を見て全体のプロポーションの確認をしたり屋根の勾配の微調整をする。 う~ん。車庫の屋根はもう少し勾配をきつくしてもいいかも。
棟をずらした車庫つきの大屋根の家である。吟味した屋根の形はなぜか 昭和初期のモダニズムの巨匠板倉準三の住宅に似ている。
おお、オレもついに巨匠かよ。
この家を作りたい という気持ちが湧いてくる。
明日の打ち合わせ、お客さんも喜ぶだろうな。