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南越前町にビンテージ住宅を作る

梅沢さん仕事してるのー?って声が聞こえてきそうな ブログの停滞でした。
しっかり仕事してます。魂込めて作っています。

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いつも感じるのですが何もないところに自分が考えた建物が建つというのは快感です。
更地のときと建前直後の写真を載せました。

この家は年末に建前の予定が材木屋の都合で一月に。 棟をずらした大屋根が特徴の家。インナーガレージ(2台)つきなのだ。
イメージはモダニズムの巨匠板倉準三の家から。
内装も合板を多く使い昭和テイストいっぱいの家にするつもり。
時間とともに熟成されたビンテージ住宅になります。。。きっと。

男の料理

寒くなってきましたね。ウチの事務所では朝夕、薪ストーブを焚いています。

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この前、薪ストーブ屋さん(ウッドペッカー福井店)に行ったおりに小ぶりのダッジオーブン
を買いました。
モチ、このストーブで料理するため。

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豚肉の塊にしおこしょー。ニンニクを刻んでまぶしオリーブオイルに漬け込んで30分。
野菜といっしょにいざ料理でござる。

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こんな状態で約40分ほっといただけ。

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ジャガイモも玉ねぎもやわらかく甘い!野菜本来のうま味なんだろう。
そしてポークの中までしっかり火が通っていることを確認。
めっちゃうまかったでござるー。みんな遊びに来てね。ごちそうしますよ。

調子に乗ってクリスマスにはローストビーフを作ると宣言してしまった。

富山怪集落紀行

ヨメの友達に子供が生まれたのでお祝い持って富山に行った時のこと。
目的地は富山県の福光という町からずっとずっとずっと山のほうに入ります。
小院瀬見(こいんぜみ)という集落です。

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道も細くなりだんだん心細くなってきました。

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途中に神明宮という神社がありました。ここには立派な自然石の鳥居がありました。
全国的にもめずらしいとのこと。明治二十五年建立とありました。
不思議な力に惹かれて鳥居をくぐると・・・・

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社の左右に男石と女石。なんでも江戸時代、この集落では子どもが生まれにくくよそから養子をもらうことが
多かったそうです。ある日、村人が夢の中で神社に男石、女石を祭るとよいとの神のお告げを聞き
それを祭って夫婦そろって撫でたところみんなたいそう子宝に恵まれためでたしめでたし・・・
といういわれが書いてありました。
ここはパワースポットとして売り出すといいかも知れません。

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もう道もほとんどどん詰まり、八墓村の世界ですね。
しかし子宝どころか家も数件しかなく友達家族以外はみんな70超えとるやろ。
子作りどころやないやろと思います。

 

雑感「オリンピック」と「半沢直樹」

○ オリンピックの開催都市の決定するIOC総会は夜中ずっと起きていて 見てました。
安倍さんの運を信じてましたがヒヤヒヤものでしたね。

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○ その日から日本中がすっかり明るく、オリンピックモードになったような気がします。
お祭りがくるんだから単純に喜びましょう。
前の東京オリンピックのとき、親父は聖火を見に行ったと言ってました。
実家の近くを通ったそうです。

今度は聖火はどこを走るのだろうか。国道8号線はムリやろなあ。。。

○ 国立競技場のデザインですがすごくぶっ飛んでます。イギリスにいるイラン人の
建築家の設計だそうです。国際コンペをして決めました。

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屋根がついていて空調もばっちし。梅雨時や真夏でもいいコンディションで競技ができそうです。
SF映画好きなのでこういうデザイン、あってもいい。リドリースコット(エイリアンの監督)とか
喜びそう。

○ もし落選していたら・・・また世の中の暗い雰囲気が続いたのではないでしょうか。
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○ ウチでもしっかり見ているドラマ、「半沢直樹」。

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最後は半沢が勝つというのがわかっていてもヒヤヒヤドキドキして見入ってしまいますね。 もうこの流れでは半沢が負けて出向させられるという結末だったとしたら視聴者が 暴動起こす。いや、他が起こさなくてもウチが起こす。

○ 正義は勝つ・・世の中必ずしもそうではないけどドラマでは勝つに決まっているわけです。

オリンピック招致、半沢直樹・・ふたつとも勝つと負けるでは大違い・・勝つというのがいかに大事か・・・
あらためて教えられました。

けどね、ヨメとのけんかでは絶対に勝てません。勝ったらだめです。
倍返しどころではありません。

夏休みのこと

夏休み実家の明石に家族で行ってきました。

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(明石海峡大橋の向こうが明石市です。)

墓参りもそこそこ、せっかくここまで来たのだからと子どもを連れて遊びに行けるところ・・・と探しました。
近くには乗馬が体験できるところや大きい公園があるんだけど37℃を超える炎天下。
これはムリ。屋外は危険である。

やっぱ冷房のきいてるところへ行くべしということで石駅の近くの明石市立文化博物館に行ってきました。
ここは地域の歴史、文化を展示しているところだけど夏休み企画展で「光と遊ぶ・・魔法の美術展」というのをやっていたのです。

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床を踏むと音に反応して光が動く作品や

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シーツのようなものにビー玉を入れて上から光をあてた作品なんかが
ありました。もちろん触れて遊べます。コンピューターを使った作品が多い中これはアナログで
なかなかいいと思いましたね。

最近の美術の展示は「見て触れて・・」というのが多く子ども以上にこちらが刺激になります。

そのあと、明石の駅の近くの魚市場「魚の棚」(地元では「うおんたな」と呼びます。) の
お好み焼き屋さんで名物「明石焼き」を食べてきました。

懐かしい味、本当はこれがメインだったのです。

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ソースのタコ焼きとはまた違うおいしさです。

家の模型を作りながら。

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プランや図面は家の中を歩くようにイメージしながら描く。 頭の中は平面から立体へうまく切り替わっていくようだ。 これも長年の訓練。職人だものね。

そして途中で模型を作る。今夜は暑いのでビールを飲みながらやっている。

模型を見て全体のプロポーションの確認をしたり屋根の勾配の微調整をする。 う~ん。車庫の屋根はもう少し勾配をきつくしてもいいかも。

棟をずらした車庫つきの大屋根の家である。吟味した屋根の形はなぜか 昭和初期のモダニズムの巨匠板倉準三の住宅に似ている。

おお、オレもついに巨匠かよ。

この家を作りたい という気持ちが湧いてくる。

明日の打ち合わせ、お客さんも喜ぶだろうな。

自転車置き場を作ったでござる。

ヨメにずっと言われ続けていたので。

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家の横。勝手口のポーチを広げて作りました。住まいには自転車置き場やタイヤを置くこのような
バックヤードが必要です。

 

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柱を立てて桁(けた)に垂木(たるき)を打ちます。

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屋根を貼りました。形が見えてきましたね。これで少々の雨でも大丈夫です。。

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壁に板を貼りと

仕事の合間にコツコツやって一週間かかりました。

こんなものであってもプロポーションや板の貼り方に こだわりました。

りっぱな建築作品であります。オレの中では・・・

とりあえず完成。

 

アトリエの風景

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僕の事務所からは中庭を通して家のリビングが見える。そういう設計なのである。
庭にはヤマボウシ、カツラ、ナラなど広葉樹の雑木を植えてあり四季を通して
景色が楽しめるようにしてある。

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時々キジもやってくる。きれいな色をした立派な雄と一回り小さい枯れ草色の雌。
家庭菜園で作っているトマトや枝豆をつまんで食べていく。
まあ、少しは腹が立つけどなごむのでゆるしてやろう。

家族サービス

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このところ土日も打ち合わせでつぶれることが 多く、(まあ、この商売は仕方ないんだけど・・・) 家族サービスも全然してなかったので 日曜日、昼から思い立って子供を連れて釣りに行きました。

場所は三国のとある漁港。 仕掛けを作って竿を持たせてやり 何匹か小さい魚でも釣れたので子供は大喜び。

父としてものすごく尊敬されたような気がします。

近くで釣りをしていた人のバケツにはタコや アジがいて覗き込んでました。

帰りは6時を過ぎていたのですがまだ西日が高く驚きました。初夏というよりは気温も30度近くあり

すっかり夏です。 今日はのどかな日本海でした。

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家のプラン

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新築住宅のプランをせっせとやってます。 お客さんの希望を聞いて敷地の条件、コストなどいろんな要素を組み上げて デザインしていきます。手描きでラフに間取りをし、家の形を同時に考えていきます。

ひとりひとり、思いは違う。それを形にしていきます。これがまたしんどい。

でも、すきだなあ・・この仕事・・

そうしてできあがった住宅には物語があるのです。